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執筆者の写真株式会社And You Tear

DHEAホルモン。更年期障害対策《その①》


《更年期障害への対策》  


女性ホルモンは、一生のうち

カラダで作られる量は

ほんのわずかである。


カラダ全体を

50メート ルのプールとすれば、

その中にティースプーン1杯分しか

分泌されないといわれている。


これが一 生分の女性ホルモンである。  


たったそれだけの量で、

女性の月経が始まって

女性らしいカラダつきになって

閉経を迎えることは

とても不思議なことのように思える。  


ほとんどのホルモンは

歳を重ねるにつれ減少する。


特に20代から

急激に減少してしまう。

なかでも最も重要なホルモンは

『DHEA」というホルモンだ。


DHEAは

体内年齢の指標となるホルモンだから

別名「若返りホルモン」

呼ばれている。


DHEAは最終的には

50種類のホルモンに

転換されることから、

「ホルモンの母=マザー・ホルモン」

とも呼ばれている。  


女性の場合には、

初潮を迎える思春期から50歳前後まで

月経のある間の女性ホルモンの

メイン工場は卵巣となる。


全体の90~95%の女性ホルモンは

卵巣で作られている。


閉経を迎えると

この工場は閉鎖となって、

今度はDHEAから

変換される女性ホルモンが主役となる。


するとその生産量は

卵巣で製造されていた時と比べて

1/10ほどに減ってしまう。  


女性ホルモンは

脳の神経伝達にも関わっているので、

その結果、記憶力や言葉にも

衰えが出てきてしまう。

さらに、ストレス状態が長く続くと

女性ホルモンはより一層減少する。


そのメカニズムはこうだ。  


ストレスがかかると、

カラダはそれに対抗するために、

コルチゾールという

ホルモンを分泌する。


コルチゾールは

血糖値や血圧を上げるホルモンだ。


これは外敵から襲われたときに

すぐに対応できるよう、瞬時に

エネルギーが使える状態にしている。  


ところが厄介なのは、

このコルチゾールが分泌されると

大量の活性酸素が発生してしまう。


もともと活性酸素には

カラダに侵入してきた細菌などの

異物を攻撃するといった役割があるが、

増えすぎてしまうと

細胞にダメージを与えてしまう。  

だからコルチゾールは

別名「デス・ホルモン」とも呼ばれている。  


しかし、ヒトのカラダには

必ずバックアップ機能が存在している。


コルチゾールによる

毒を取り除いてくれるのが

「DHEA」なのである。


つまり、ストレスを受けたとき、

DHEAはコルチゾールとほぼ同時に

体内で分泌され、急激に上がった

コルチゾールのレベルを

元の状態に戻すように働きかける。


コルチゾールが

ストレスホルモンなら、

DHEAは抗酸化ホルモンになる。


これら2つのホルモンは

相反する働きで私たちのカラダを

守っているのである。




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最後まで読んで

理解をしたら「いいね」で

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