更年期障害に
有効なサプリメントは
以下の通りである。
ビタミンC
ストレッサーが強力であればあるほど、
コルチゾールの需要は高まる。
コルチゾールの前駆体は、
ヒドロキシプロゲストロンであるが
これからコルチゾールへと
変化する過程で、ビタミンCの
大量消費が起こる。
もしこの時
ビタミンCが十分になければ、
抗ストレス作用が行われず
何らかの病気または体調不良を起こす。
つまり、ビタミンCが不足すれば
ストレスに弱くなるということだ。
ビタミンE
ビタミンCは
ヒドロキシプロゲストロンから
コルチゾールへと代謝する補酵素だが
ビタミンEはその上流工程となる
プログネロンから
プロゲストロンへと
代謝する補酵素となる。
つまり、ビタミンEとCがなければ
コルチゾールの生成はできず
抗ストレスホルモンが作り出されない。
また、
一般的にビタミンEが不足すると
副腎も精巣も萎縮してくる。
さらに進むと
変性することが知られている。
副腎は、精巣、卵巣と共に
性ホルモンの合成を
担当する器官であるため、
婦人科系の病気にも
大きく影響するのである。
ビタミンEの血中濃度が
特に低くなる時期がある。
第一は新生児、
第二は思春期
第三は更年期である。
この3つの時期は、
ホルモン・バランスの新秩序が
構築される時期であり、
この事実は更年期にビタミンEの
要求量が多いことを示している。
この要求を満たされない時
更年期障害が起きて、
不定愁訴となる。
つまり、
ホルモンバランスの再構築過程で
いくつかのホルモンの大量生産が
必要となって、ビタミンEの
大量消費を招くのである。
このときビタミンEの供給がなければ
代謝障害が起こっても
おかしなことではない。
だからビタミンEは
生理痛に対しても有効となる。
このときのビタミンEの要求量には
個人差があるが、ある程度まで
大量摂取を続けて効果が出たら、
徐々にその摂取量を
減らしていくのがいいだろう。
またビタミンEは
不妊症に対しても有効である。
このとき一緒にビタミンCも
欠かせない存在となる。
なぜなら卵子の成熟には
ビタミンCが重要な役割を
担っているからだ。
いずれにせよ、
ビタミンEとビタミンCは
性ホルモンの合成代謝に
欠かせないのである。
ビタミンD3
免疫ホルモンを調整して
バランスを整えてくれる。
鉄
エネルギー代謝には
必須のミネラルであり
脳の神経伝達物質の合成にも
必須となる。
マグネシウム
エネルギー代謝には
必須のミネラルであり、
安眠効果があるため
ストレスを緩和させる。
大豆イソフラボン
女性ホルモンの働きをしてくれる。
イソフラボンはエストロゲンが
不足している時は補い、
過剰な時には抑制してくれる。
アシュワガンダ
アシュワガンダは、体内で
アダプトゲンとして作用する。
アダプトゲンは、コルチゾールなど
ストレス反応に関するホルモンや
神経伝達物質のバランスを調整し、
エネルギーレベルを向上させる。
具体的にはDHEAと
テストステロンという
2種類の男性ホルモンの濃度を
上昇させることで、ストレス対策に
大きな役割を果たす。
御岳百草丸
含有成分(コウボクとオオバクエキス)がコルチゾールを低下させる。
これもアシュ ワガンダと同様に
DHEAとテストステロンを増やし、
深く眠るようになり、集中力も抜群に増える。
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