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執筆者の写真株式会社And You Tear

PMS(月経前症候群)対策


PMSに悩む女性の

食事内容を調査した研究がある。

   

1. 精糖の量が275%も高い  
2. 乳製品の量が79%も高い  
3. 炭水化物の量が63%も高い  
4. ナトリウムの量が78%も高い  
5 .マグネシウムの量が77%も低い  
6. 鉄分の量が53%も低い  
7. 亜鉛の量が52%も低い

上記のうち1~3までは

炎症物質の問題である。


これらの食品に

含まれる栄養素が

炎症を起こすからだ。


また、炭水化物や精糖は

その代謝過程で大量の鉄と

マグネシウムを消費する。


特にマグネシウムはエストロゲンと

プロゲストロンによっても

多く消費されてしまうために、

脳血管のけいれんや脳内血流の減少を

きたすことになる。

こうしてPMS、偏頭痛、

さらには脳卒中の危険さえも

生まれてくる。



《ポッティンジャーのネコの研究》 


この研究では、妊娠中には

良質の食物が絶対に必要である

ということが示されており、

ここから教えられることは多くある。  


フランシス・ポッティンジャー医師は、

1932年から10年間に亘り、

何群かに分けたネコで

栄養学的実験を継続した。


一つのグループでは加工食品、

別のグループには生肉と生乳を与えたが

調理食品を与えた方のネコは、

生食を食べたネコとは対照的に

3世代目にして不妊になった。  


この単純明快な研究が

明瞭に示していることは、

妊娠を順調に進行するためには、

あらゆる栄養素が重要となることが

この研究で浮き彫りにされている。

食品を沸点以上に加熱すれば

ビタミンは破壊されて、

マグネシウムや酵素も

消し去ってしまう。


それでも

ミネラルが残るかもしれないが、

大事な他の栄養素とのバランスは

失われてしまう。    


妊娠に必要な栄養素は、

タンパク質、必須脂肪酸

ビタミン、ミネラルとなるが、

特にビタミン B群、ビタミンC

ビタミンE、亜鉛、マグネシウムは

必須である。


しかし、ほとんどの人は

そのほとんどが欠乏している。


少子化問題の本質は

この「質的栄養失調」にある

とも言えるのである。  


メディアでは、

いろいろな病気の遺伝子が

発見されたと報道する。


学者は数多くの遺伝子を

数多くの病気や人間の性質と

関係づけている。

これはある一面からの

解釈にすぎない。


統計処理は、係数処理の

重みづけで何とでも解釈できる。


だから学者たちは

都合のいいように、つまり

論文として成立するように

人為的に解釈する。


論文の本数は彼らにとって

死活問題となるからだ。    


実際には

特定の遺伝子異常で発症するものは、

人間がかかる病気全体のなかで、

わずか2%ほどでしかない。


メディア報道で

「関係する」「引き起こす」という語を

正確に用いていないことが多く、

これが混乱を助長している。

何かが、ある病気

に関係するからといって、

それが必ずしもその病気を

引き起こす原因にはならないのである。  


例えば、車のキーを取り出して

「このキーが車をコントロールする」

と言ったとする。


そのキーがないと

イグニッションをオンにできないから

「コントロール」といっても

間違いではない。  


しかし、実際問題として

キーは車をコントロールしない。


勝手に暴走したり止まることはない。


あくまでもキーは

車のコントロールに

「関係する」だけだ。


車をコントロールするのは

ドライバーである人間である。  


これと同じように

遺伝子のなかには生物の行動や

性質に関係しているものがあるが

こういった遺伝子はほかの何かが

スイッチを入れて、初めて動き出す。  

ではいったい、

何が遺伝子のスイッチをいれるのか?


それは「環境からの信号」である。


それこそがエピジェネティクスの

研究によって解明されたことである


「遺伝子を超えたコントロール」

という意味のエピジェネティクスは、

生命コントロールの

メカ ニズムに対する、これまでの

考え方を根本的に変えるものである。


エピジェネティクス研究で

分かったことは、遺伝子として

親から受け継いだDNAの設計図は

誕生の時にはまだ確定していない

ということ。


遺伝子は固定化されたものではなく、

環境による影響、特に栄養素や

ストレスなどの感情が、基本的な設計図に

手を加えることはないにしても、

遺伝子を変化させてしまうのである。


さらにそういう変化は、

DNAの設計図が二重らせんによって

次世代に受け継がれるのと同様に、

確実に世代を超えて受け渡されていく。



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