top of page
執筆者の写真株式会社And You Tear

健康促進だけじゃない!シミ対策には《鉄》が重要


《鉄》  


貧血に悩む女性は多くいる。


貧血にはいくつかの種類があるが、

最も多いのが「鉄欠乏症性貧血」である。


血液が赤いのは、その中にある

ヘモグロビンが赤いからである。


ヘモグロビンは、

鉄を中心に作られており、

呼吸を通じて取り入れた酸素を

身体の隅々まで運ぶ役割を担っている。


その酸素を使ってATPが作り出される。


その時にも鉄は欠かせないのである。

この働きを担えるのは鉄だけである。

鉄不足の指標は

「フェリチン値」である。


一般的な健康診断では

「ヘモグロビン値」を測定する。  


貧血とは、赤血球の中にある

ヘモグロビンが不足している状態をいう。


ヘモグロビンを作る材料が

鉄とタンパク質であることから

どちらかが不足すると

血液中のヘモグロビン値が低下し


「酸素を身体の隅々まで運んで二酸化炭素を回収する」という赤血球の働きが鈍くなるので、


酸素不足に陥り、貧血が起こる。  


一方、フェリチンは、

内部に鉄を蓄えることが

できるタンパク質で、

肝細胞などを中心として

全身に分布している。

血液中の鉄分が不足すると、

フェリチンに蓄えていた鉄分が

放出されて血液中の鉄分量を調整する。  


だから、仮にヘモグロビン値が

正常であったとしても、

フェリチン値が低下していれば

鉄の貯蔵量が減っていることになり、

鉄不足の症状が出る。


このケースを「潜在性鉄欠乏症」という。


一見しただけでは

鉄不足を見逃してしまうことから

「隠れ貧血」とも呼ばれている。  


現在、日本における

フェリチン値の基準値は、

男性で21~281ng/ml

女性で5~157ng/mlとされている。


欧米での基準値は100ng/mlとなっており

この基準値にあてると

日本女性の90% 以上が

鉄不足となっている。


日本の基準値は下限値が低すぎるのである。    

男性と比較して、女性の場合は

月経があるために

鉄の消耗が激しくなる。


健康な女性の場合、

1回の月経で失われる鉄は

20~30mgとされている。


1日あたりに換算した損失量は

0.63mg となり、これに

月経以外での損失0.72mgと合わせると

女性が1日に失う鉄量は1.351mg/日となる。  


また、第二次性微による

ホルモン合成の活発化では、

原料となるタンパク質と

ミネラルが大量消費されることで、

鉄の減少に拍車がかかる。


月経が始まると、

2~3年で貯蔵された鉄が減少し、

フェリチン値は30以下となって枯渇する。  


これが不登校や、すぐにキレる

自傷行為、過換気症候群などの原因だろう。

またこの頃から食欲も旺盛になるので、

手っ取り早く腹を満たすパンや

白米を多く摂取することになる。


このような炭水化物だらけの食事が続くと、

タンパク質、ビタミン

ミネラル全般が不足して、

さらにフェリチン値は減少することになる。    


こうした質的な栄養失調によって、

20歳前後から、うつ病、パニック障害

適応障害などが発症しやすくなるのである。  


また鉄は美容の観点からも重要となる。


なぜならシミを消してくれる

カタラーゼという酵素は

鉄がないと作れないからだ。



----------------------------

最後まで読んで

理解をしたら「いいね」で

印を付けておきましょう!

----------------------------

Comments


bottom of page