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執筆者の写真株式会社And You Tear

細胞の活動エネルギー《ATP》とは?


《細胞の活動エネルギーとなるATP》


生物はエネルギーなしには生きられない。


生物は細胞の集合体であるから、

エネルギーなしに細胞が生きることは

できないとも言える。


そのエネルギーとは

「アデノシン3リン酸」のことである。

「アデノシン」という成分に

3つのリン酸が結合した物質のことだ。  


これを略して「ATP」と呼ばれている。


体を動かす、頭を使う、呼吸をする

ウィルスを攻撃す る、心臓を動かす

食べ物を消化する、綺麗な肌を保つ

新陳代謝する、各種ホルモンを合成する、

タンパク質を合成するなど、すべては

ATPがなければできないことである。  


つまり、

ATPが豊富にある=健康で元気に過ごせる

ということである。


美容の大前提は

「健康で元気である」ことです。


だから不健康な人は美しくなれない。


老化が不健康と定義されれば、

老化は美しさと対義をなす。  


では、このATPを十分につくり出すには

どうすればいいのだろうか?  


それを知るためには、

ATPがどのような代謝経路によって

作り出されるかを知る必要がある。  


ATPは、細胞の大部分を占める細胞質と、

その中にあるミトコンドリアという

小器官でつくられている。

ATPの材料は、

基本的には2つある。


「糖(ブドウ糖)」と

「脂質(脂肪酸)」である。


「糖」を原料としたエネルギー代謝を

「嫌気性解糖」と呼び、

「脂質」は「好気性解糖」と呼ばれる。


嫌気性解糖では、

ATPは38個つくられるが

その過程でビタミンBなどの

補酵素が大量に消費される。


一方、「脂質」からできるATPは129個だ。


生産性が3倍以上も違うのである。  

このように糖質は、

ATPの生産性がとても悪く

さらに体内のビタミンとミネラルを

大量に消費し てしまうため、本来

別の目的で使われるべきものまでも

奪われてしまうのである。  


だから糖質中心の食事は疲れやすく、

身体が劣化していくのである。  


また、糖質は糖化反応を促進させる


健康面と美容面においても

「糖」は避けるべきものであり、

日々のエネルギーは

脂質を中心とすべきである。



《ATPの量産化》 


ATPは細胞内にある

ミトコンドリアがその製造を

請け負っている。


だからミトコンドリアの機能低下や

ミトコンドリアの数の減少は

ATP生産量に直結する問題となる。     


それではミトコンドリアを増やす、

または活性化させるにはどうすべきか?


オメガ6脂肪酸を摂取することである。


ミトコンドリアは

オメガ6脂肪酸を好んで食べる。


停滞しているミトコンドリアを

活性化する作用がある。

オメガ6脂肪酸には良性のものと

悪性のものがあるが、好まれるのは

「良性」のオメガ6脂肪酸だ。


それはヘンプシードオイルや

グラスフェッドの乳製品に

多く含まれている「リノール酸」を

含んだ油である。


また同時にオメガ3脂肪酸も必要となる。


オメガ3脂肪酸は

オメガ6と比較して酸化しやすい。


酸化したオイルは毒となる。


オメガ3には「αリノレン酸」

「EPA」「DHA」があるが、

特に重要 となるのが

「αリノレン酸」です。


オメガ6の「リノール酸」と

オメガ3の「αリノレン酸」の2 つで

体内の全細胞オイルの30%となる。


このオイルの性質が悪化すると

様々な物質が細胞にアクセスできなくなり、

きちんと機能しない。


特に脳はその影響が大きい。  

ミトコンドリアだけでなく

細胞も活動し続ければ劣化する。


その結果、さまざまなゴミが溜まる。


具体的には不良品タンパク質、

機能不全となった

ミトコンドリアなどである。


これらは体内に留まると毒になる。


だから、カラダには

それらの廃棄物を排出するシステムが

備わっている。


それが「オートファジー」と呼ばれる

「細胞内浄化システム」である。



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