年齢には、すべての人に
等しい時間の経過による暦年齢がある。
しかし、一方では同じ年齢を重ねても
細胞の年齢が若い人がいるのも事実です。
この違いは見た目の違いに直結します。
本講座では、この細胞年齢を
「いかに若く維持するか」という課題に
徹底的に取り組むためのものです。
私たちの身体は、
37兆個の細胞で構成されています。
それらの細胞が組織を構成し、
組織は臓器となる。
つまり、
細胞は生命の最小単位となるのです。
その細胞は絶えず変化しており、
身体全体の75%は、1ヶ月間に。
95%は1年間で入れ替わっています。
細胞年齢を若く維持するための方策は、
次の通りです。
1.つねに十分な栄養素で満たすこと
2.酸化を防ぐこと
3.有害物質を体内に取り込まないこと
4.適度な運動をすること
《タンパク質不足の悪循環》
口から摂取した食物は、胃で消化されたのち
最終的には小腸で分解されて吸収されます。
この一連のプロセスによって、
食べ物から栄養素を取り出して、
体内に必要な栄養素を
小腸が選別して取り入れています。
この「選別」機能が小腸にはあるので、
「第二の脳」とか、「ゴッドハンド」とか
呼ばれたりしています。
しかし、小腸が正常に機能するためには、
小腸が適度に活性化されており、
さらにその前の段階で
食物が消化されなければなりません。
その役割は消化酵素が担っています。
実は、この小腸と消化酵素の働きは、
日々摂取するタンパク質に依存しています。
なぜなら、どちらも
タンパク質で出来ているからです。
つまり、タンパク質不足は栄養素の消化吸収能力が低下することであり
さらには、特に消化力が要求されるタンパク質の吸収を悪化させるという悪循環に陥るのです。
この負のループは、
確実に身体を劣化させます。
なぜなら、
身体を構成している50%(水分以外)は
タンパク質でできているからです。
その材料が入ってこなければ、
身体は「サバイバル・モード」へと
シフトチェンジしていきます。
サバイバル・モードとは、
生存するために
必要最低限の代謝を優先することです。
当然ながら、
エネルギー消費は抑制されていきます。
ホルモンやコラーゲン生成などは
優先順位の下位に下がるでしょうし、
爪や髪の毛、肌などの新陳代謝なども
生存という優先順位からすれば
下位になります。
極端なダイエットを続けると
体重が減らなくなる停滞期がありますが、
これはカラダがサバイバル・モードへと
移行したことを意味します。
つまり、
エネルギー消費が抑制されるからです。
このことから、
《細胞年齢を若く維持する》には
まずはタンパク質という栄養素を
常に満たしておくのが良いでしょう。
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